糸島の漁業

糸島の漁業についてご紹介します。

糸島の漁業紹介

 ニ双吾智網漁業  一双吾智網漁業  小型底引き網漁業  キス流し刺網漁業
 ヒラメ刺網漁業  いかかご漁業  曳縄釣漁業  地引網漁業
 定置網漁業  はえ縄漁業  採介藻漁業  ハマグリ
 カキ養殖漁業  ノリ養殖漁業
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ニ 双 吾 智 網 漁 業
操業海域は、水深が40〜80m位の所で行います。2隻の漁船(1統)で行う漁で、片船から網を投網すると、2隻の船はその引き綱を弓形に4〜500m投入しながら、走ります。
網が海底に届くと、2隻の船は次第に並走しながら15分〜30分間海底の網を漕ぎます。
やがて同時に船のローラー等の機械で引き綱を網が海底に接して進むよう船に巻き揚げ回収します。 両船は接舷し、網に入った魚を船に取り込み、船上で箱詰め作業を行います。
●1日の操業回数:6回〜10回
●乗 組 員 : 1統(2隻)5〜6人
●主な漁獲物:エソ、メンボ、鯛、糸ヨリ、イカ他
一 双 吾 智 網 漁 業
一双吾智網には、主にキスを獲るものと鯛を獲るものの2種類に分けられます。操業方法については、浮標を付けた引き綱(ワイヤーロープ)を投入しながら船を半円形に約600m走らせ、中間点において漁網を投網した後、さらに全速で残り半分の引き綱を投入しながら起点である浮標まで走り最初に投入した浮標を回収し引き綱を固定させしばらく網を曳きます。最後に船尾に取り付けられたローラーで引き綱と網を巻き揚げ、網に入った魚を船に取り込みます。
●主な漁獲物:タイ、キス、イサキ、カレイ
小 型 底 引 き 網 漁 業
小型底曳網漁業は主にエビ・カニ・カレイ・ヒラメなどの海底に棲む魚介類を網で漁獲する方法で夕方から夜中にかけて行います。一隻の漁船から太さ約18mm〜24mmのロープを2本または4本のばし、その先に魚を捕る網がついています。ロープと網の間にはビームといって網を開くように固定するプラスチックの棒が付いています。ロープの長さは1本約200m、ビームの長さは8m、網の長さは約10mとなっています。
キ ス 流 し ・ ヒ ラ メ 刺 網 漁 業
刺網漁業には、沿岸、近海と漁獲対象により様々な許可漁業がある。漁具はテグスやナイロンで作った網を使用し魚を絡ませて漁獲します。対象魚種により網目の大きさや糸の大きさなど様々です。1回の投網で1反(約30m)程の網を連結して使用し魚により数時間〜1日間張り込みます。
●漁業の種類:キス流し刺網、ヒラメ刺網、コチ刺網、ボラ刺網、メバル刺網、雑魚刺網
い か か ご 漁 業
コウイカが産卵のため沿岸域に多く寄ってくる2月〜4月に行う漁業で、図にあるように直径1m高さ50cm程の網篭に山から採ってきたツゲの木の枝を入り口の両端に固定し、漁期間中海底に入れておき篭の入り口に固定した枝に産卵に来るコウイカを誘い入れて獲る漁法です。
4月末には篭を揚げてしまいますが、枝などについたコウイカの卵は篭からはずして海に戻します。
曳 縄 釣 り 漁 業
引き縄釣りは4mから8m位の竿を1本又は2本立てて仕掛けを何本か引っ張りながら釣る方法で主にサワラ・ブリ・ヒラメなどを釣るときに行います。仕掛けの道糸につけ鉛の量で水深を調整したり、漁船が走るスピードで水深を調整しながら引っ張ります。針は冷凍のサンマを一匹つけたり疑似餌(ルアー)を使ったりします。
地 引 網 漁 業
地引網は海岸の沖合いから2隻の船で網を広げながら岸に向けて漕ぎ、岸に到着したら岸に設置してある ローラーにより網を手繰り寄せながら行う漁法です。
最後は人力により網を手繰り寄せて魚を取り上げます。
この漁業は、一般の方も体験できますので、是非体験したいという方は遊漁船・地引網情報
定 置 網 漁 業
定置網は魚が回遊してくる道筋に道網を仕掛けておき、網に沿って回路口から魚が囲い網の中に入っていきます。
囲い網のことを別名で「運動場」と言い、運動場の中をくるくる回遊しながら奥の網「箱網」へと魚が入って行き最後は出られなくなる仕掛けになっています。ほとんどの魚は丸く回遊し、とがり出た小さな窓からは逃げ出すことが出来ない習性を利用した網の構造になっています。
定置網は常に多くの碇で固定してあり、海が荒れて漁船が出せないときでも魚が回遊していれば漁獲することが出来ます。
は え 縄 漁 業
この漁法は釣り漁業に属し、沢山の釣針に餌を掛け、海中に入れて釣る漁業で、漁獲対象により釣針・縄糸・餌・操業時間帯などが異なります。漁具は1鉢(約350m)に約50〜70本の釣針が付き、フグはえ縄の場合では1回の投縄で40鉢ほどの漁具を使用し、総延長は15kmにもなります。
●はえ縄の種類:フグ、タイ、アラカブ、アマダイがある。
●使用する餌 :活きたイカ、豆アジ、イワシ、サバ、サンマ、
           イカの切り身等
採 介 藻 漁 業
一般的に採介藻漁業とは、アワビやサザエ等の貝類、ウニ、オキュウト・テングサ・モズク等の海藻類を獲る漁業をいいます。漁獲の方法は潜って獲る方法、船の上から長い矛で刺して獲る方法、磯で石を起こして獲る方法と様々です。昭和の頃まではどこの磯でも見ることが出来ましたが、近年では毎年放流したり採取場所や採取期間を規制しながら資源を守り残すように努力しています。
ハ マ グ リ
加布里で取れる貝には主にハマグリとアサリがあります。20年くらい前まで1回300円の料金を取って一般の方に貝堀りを楽しんで頂いてましたが、小さい稚貝から全て捕ってしまうので資源が減少し一時期は殆どいなくなってしまいました。
しかし、近年水質がきれいになり、また漁業者が干潟の清掃を行って来たためにハマグリやアサリがいっきに増殖し、今では年間10トンの水揚げがあります。
現在は一般の方の貝堀りを禁止し、漁業者も1回の漁獲量の規制及び採取サイズ(5cm以下禁止)の規制等を行いながら資源を確保し、末永く消費者にお渡しできるよう努力しています。
カ キ 養 殖 漁 業
カキ養殖業の発端は網漁業が禁止される冬場の漁業として昭和63年から加布里で始まりまし。
それから年々生産量が増加し近辺漁協でもカキ養殖業が行われ糸島のカキはかなり有名になり、加布里の『ひろちゃんカキ』や岐志新町の『森のしずく』と名前がつきました。
養殖の仕方は冬から春にかけて種貝を筏に吊るし、次の冬には収獲する養殖業で、夏場の作業は殆どありませんが、収獲から出荷にかけてカキについたフジツボやゴミなどを一個づつ綺麗に削り洗います。

ノ リ 養 殖 漁 業
加布里湾での海苔養殖業の歴史はかなり古く昭和52年の最盛期で1億1千2百万円を超える生産をしていました。
それから年々と水質や天候不良のために生産量が低下し、また大型機械化により大量生産されるようになってからは価格が低下し、100人以上いた生産者も今では1人になってしまいました。
海苔は海藻なので成長が早く10月に種付けを行い11月には収獲が始まります。程よく伸びた海苔を刈り取りよく洗ってから乾燥機にかけておいしい海苔が出来上がります。